リバプールの18歳MFが“躍動” 初先発で堂々プレー…「私は驚かない」とクロップ称賛
プレミア最年少出場記録を持つエリオット、バーンリー戦で好パフォーマンス披露
リバプールは現地時間21日にプレミアリーグ第2節でバーンリーと対戦。ポルトガル代表FWディオゴ・ジョタの2試合連続ゴールなどで2-0の快勝を収めた。ユルゲン・クロップ監督はプレミアリーグ初スタメンとなった18歳のMFハーヴェイ・エリオットの堂々たるパフォーマンスを称賛した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
本拠地アンフィールドに5万2591人の大観衆を迎えて今季初のホームゲームに臨んだリバプールは3-0で快勝した開幕戦のノリッジ戦からスタメン2人を変更。中盤のアンカーは元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーに代わって主将のMFジョーダン・ヘンダーソン、右のインサイドハーフにイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンに代わって18歳のエリオットが起用された。16歳でリバプールに加入し、昨季は英2部ブラックバーンにローン移籍していたエリオットはこれがプレミアリーグでは初先発の舞台となった。
リバプールは前半18分にジョタが開幕戦に続くゴールで先制に成功すると、後半24分にはエリオットからのパスを受けたイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドのアシストからセネガル代表FWサディオ・マネが強烈なボレーシュートを叩き込んでリードを広げた。バーンリーからの反撃も無失点に抑え、528日ぶりに満員となったアンフィールドの観客に勝利を届けた。
エリオットはピッチを広く駆け回り、右ウイングのエジプト代表FWモハメド・サラーに自由を与える献身的なパフォーマンスで勝利に貢献した。クロップ監督もそのパフォーマンスを称賛。「18歳の少年がこれだけ成熟したプレーを見せたのだからみんながハーベイについて話したがるのはよく分かるよ。だが、私は彼のプレーに驚かない」と絶大な信頼を寄せた。
今夏は主力選手との契約延長に力を注ぎ、主な新戦力はRBライプツィヒから獲得したU-21フランス代表DFイブラヒマ・コナテのみのリバプールだが、エリオットの台頭は大きな“補強”となりそうだ。16歳30日のプレミアリーグ最年少出場記録を持つエリオットのさらなる飛躍に期待だ。