「まさにゴールへのパス」 41歳MF遠藤保仁、絶妙な2戦連続弾に感嘆「力みがない」

磐田の元日本代表MF遠藤保仁【写真:高橋 学】
磐田の元日本代表MF遠藤保仁【写真:高橋 学】

金沢戦で逆転勝利を呼ぶ同点ゴール、左足でゴール右隅に流し込む

 ジュビロ磐田は21日、J2リーグ第26節でツエーゲン金沢とアウェーで対戦し、2-1と逆転勝利を収めた。終盤に先制点を奪われるなか、試合の流れを再び引き寄せたのが、41歳MF遠藤保仁の同点ゴール。前節の芸術的FKに続く2試合連続弾に、ファンから「まさにゴールへのパス」「相変わらず上手い」など称賛の声が上がっている。

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 磐田は5月15日の第14節ザスパクサツ群馬(1-0)戦から破竹の8連勝を飾り、7月3日のアルビレックス新潟戦(3-2)で首位に浮上。その後、2分1敗で2位に後退したものの、前節で東京ヴェルディに遠藤の芸術的FK弾などで2-1と勝利し、再び首位に返り咲いていた。

 そして今節も金沢相手にシュート数20対9と押し気味にゲームを進めるも、0-0で迎えた後半27分に相手に先制点を奪われてしまう。1点を追う状況となった磐田だったが、失点から4分後に遠藤が輝きを放つ。

 ペナルティーエリア内の右サイドでFWルキアンが相手を背負いながら後方からのパスを受けると、1トラップ目で縦へと運び、抜ききらずにグラウンダーのクロスを入れる。ボールはマイナス気味に相手のライン間を切り裂くようにファーサイドへ送られると、後方から走り込んできた遠藤が左足を振り抜き、ゴール右隅に吸い込まれた。

 流れを手繰り寄せた遠藤のゴール動画を、Jリーグ公式ツイッターが公開。ファンからは「まさにゴールへのパス」「インサイドで蹴り込む辺りが流石」「なんでヤットさんはこんなにも簡単そうにゴールを決める」「力みがない」「相変わらず上手い」「この柔らかいゴールたまらん」「憎たらしいくらいの余裕」など称賛の声が寄せられていた。

 13試合連続スタメンの遠藤は、これで今季3点目。試合はその後、後半アディショナルタイム5分にルキアンがPKを決めて、磐田が土壇場で2-1と勝利した。Jリーグ史に残る稀代の名司令塔は、41歳となった今も卓越したテクニックでチームを牽引する活躍を見せている。

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