トゥヘル監督、チェルシーの育成組“重視”を強調 今夏大型補強も…「特別待遇などない」

「チェルシーで成功することは、他のヨーロッパのクラブよりもずっと大変」

 アブラハムがクラブを去った一方で、今季はUEFAスーパーカップのビジャレアル戦(1-1/PK6-5)で下部組織出身のイングランド人DFトレヴォ・チャロバーがピッチに立ち、トップチームデビューを果たした。チャロバーは、その3日後のプレミアリーグ開幕節のクリスタル・パレス戦(3-0)でもクラブ初得点を記録して勝利に貢献している。

 そしてトゥヘル監督は「このレベルまで来れば、特別待遇などない。チェルシーで成功することは、多くの他のヨーロッパのクラブよりもずっと大変だ。単純なことで、それが現実だ。私たちは戦略的になって、アカデミー出身の選手が他の選手のレベルに達していない時に特別視してはいけないんだ」と、持論を展開した。

 昨シーズンの途中に監督に就任し、クラブ史上2度目のCL優勝を成し遂げて評価を高めているトゥヘル監督だが、この言葉通りに世界的名手とアカデミー出身選手の両輪を機能させて、2年目も成績を残すことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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