ユナイテッド、来夏ムバッペ獲得の可能性浮上 ゼロ円獲得へ“争奪戦参入”と海外報道
ムバッペとPSGの契約は今季で満了、来夏の移籍市場でゼロ獲得が可能に
今夏の移籍市場でレアル・マドリードからフランス代表DFラファエル・バラン、ドルトムントからイングランド代表MFジェイドン・サンチョを獲得したマンチェスター・ユナイテッドは、来夏も大型補強を敢行するかもしれない。米大手スポーツサイト「ESPN」は、パリ・サンジェルマン(PSG)と契約が満了するフランス代表FWキリアン・ムバッペ獲得に動くと報じている。
8月31日まで開いている今夏の移籍市場でも、セントラルハーフ、右サイドバックの補強を目指しているとされるユナイテッドだが、来夏はセンターフォワードの獲得がタスクとなる。ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとの契約が、今季限りで満了を迎えるためだ。カバーニは、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズに加入して、南米に復帰するのではないかと報じられている。
これまでユナイテッドは、カバーニの後釜としてドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスをリストアップしていた。しかし、ムバッペのPSG残留が濃厚となってきたなか、移籍金ゼロとなる来夏は争奪戦に加わる見込みのようだ。
記事では、「ムバッペが移籍金ゼロとなるフリーエージェントになることで、多くの関心を引き付ける。とはいえ、莫大な年俸がかかる彼との契約が可能なのは、世界中のサッカークラブのなかでも限られる。2018年に1億8000万ユーロ(約231億円)で移籍した彼は、2019年に2億2200万ユーロ(約285億円)で移籍したブラジル代表FWネイマールに次いで、史上2番目に高価なサッカー選手だからだ」と、その価値を再確認している。
クラブの生え抜きでもある19歳のイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドの活躍も目覚ましいが、ムバッペと彼のコンビは対戦相手にとって脅威になるはず。来夏に新ストライカーの補強が確実視されるユナイテッドだが、誰をチームに加えることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)