528日ぶり満員のリバプール本拠地、“ユルネバ”大合唱に海外注目 「壮大な瞬間が蘇った」

528日ぶりに満員となったアンフィールド【写真:Getty Images】
528日ぶりに満員となったアンフィールド【写真:Getty Images】

満員のアンフィールドに鳴り響いた「You'll Never Walk Alone」が話題

 リバプールは現地時間21日、プレミアリーグ第2節でバーンリーと対戦し、2-0で勝利して開幕2連勝を飾った。日本代表MF南野拓実は2試合連続でベンチ入りも出番なし。一方、今季初めて本拠地アンフィールドでのゲームとなったが、5万2591人の観客を動員。新型コロナウイルスの流行による入場制限が撤廃されたなかで、じつに528日ぶりの“満員”となり、海外メディアも「壮大な瞬間が再び蘇った」と注目している。

 14日の開幕戦は敵地でノリッジに3-0と快勝していたリバプール。この日は本拠地アンフィールドにバーンリーを迎えた。前半18分にFWディオゴ・ジョッタ、後半24分にFWサディオ・マネがゴールを決めて2-0と快勝したが、試合結果とともにこの試合で話題を集めたのが、満員となったスタジアムの光景だった。

 イングランドでは先月19日に、新型コロナウイルス感染症対策として行われていた規制を撤廃。スポーツイベントでの入場制限もなくなり、新シーズンが開幕したプレミアリーグも観客を入れて開催されている。

 リバプールの本拠地アンフィールドにも、熱狂が戻ってきた。DAZN公式ツイッターも「なんと528日ぶり満員アンフィールドでのYou’ll Never Walk Alone 長らく無観客や人数制限があった中、遂にチームを大きく後押しするサポーターたちが帰ってきた」と映像付きで伝えている。

「You’ll Never Walk Alone」をサポーターが大合唱する様子には海外メディアも反応しており、スペイン紙「スポルト」は「17カ月後に壮大な瞬間が再び蘇った」と報道。米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」公式ツイッターも「アンフィールドでの素晴らしい瞬間」と、プレミアリーグのスタジアムに熱気が戻った光景に注目していた。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング