バルサの18歳ペドリ、2週間の休暇へ クーマン監督明言、年間74試合プレーで疲労困憊

バルセロナでプレーするMFペドリ【写真:Getty Images】
バルセロナでプレーするMFペドリ【写真:Getty Images】

昨夏バルサへ加入後、代表戦を含めフル稼働 第3節のヘタフェ戦は欠場

 バルセロナのロナルド・クーマン監督が年間74試合でプレーしたスペイン代表MFペドリに2週間の休暇を与えることを明言した。2020-21シーズンの終了後も欧州選手権、東京五輪を戦い抜いて疲労困憊の18歳がようやく束の間の休息を得ることになりそうだ。スペイン紙「スポルト」が報じている。

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 昨夏にラス・パルマスからバルセロナに加入した18歳のペドリはすぐさまレギュラーポジションを勝ち取り、リーグ戦で37試合に出場した。今年3月にスペイン代表デビューを飾ると、そのまま欧州選手権(EURO)に出場。さらに立て続けに東京五輪にも参戦した。クラブと代表を合わせて年間で73試合に出場。十分なオフシーズンがないまま現地時間15日に行われたレアル・ソシエダとのリーガ・エスパニョーラ開幕戦にも出場するなどピッチに立ち続けた。

 しかし、「スポルト」紙が「彼は昨シーズン、トップレベルの欧州サッカーシーンで誰よりも多くの試合に出場してきた。若き天才への要求を疑問視する声も多く挙がっている」と指摘するように、シーズンフル稼働を強いられているペドリの疲労は気がかりなところだ。

 そうしたなかで、バルセロナを率いるクーマン監督は21日のアスレティック・ビルバオ戦に向けた会見の場で「(スペイン代表監督の)ルイス・エンリケと話をした。彼には2週間の休暇を与える。彼にはそれが必要だ」とペドリが遅めの夏休みに入ると明言した。

 指揮官は「これまでのような頻度で試合を続けるのは不可能だ」と話しており、ビルバオ戦後から休暇に入るようで、現地時間29日の第3節のヘタフェ戦は欠場する。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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