バルサ新加入FW、”タイミングの悪さ”に胸中吐露 「メッシに挨拶さえできなかった…」
オランダ代表FWデパイは「ロッカールームの中はみんな良い人ばかり」と説明
オランダ代表FWメンフィス・デパイは、ロナルド・クーマン監督が就任してからバルセロナへの移籍が報じられ、今年6月に正式決定した。しかし、彼は残念な思いをしているという。スペイン地元紙「エル・ペリオディコ・デ・カタルーニャ」が伝えている。
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クーマン監督は昨年8月にオランダ代表監督の職を辞して、バルサの監督に就任。当時から、オランダ代表の愛弟子だったデパイの獲得を希望していたが、リヨンとの契約交渉が折り合わず。最終的に2020-21シーズン終了後の契約満了をもって、移籍金ゼロでの加入となった。
デパイがバルサ行きを希望していた理由の一つが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの存在だ。加入直後の会見でも、「メッシと一緒にプレーする瞬間を楽しみにしている」と語っていたが、その思いはメッシがパリ・サンジェルマンへ移籍したことで叶わなかった。
デパイは「エル・ペリオディコ・デ・カタルーニャ」紙のインタビューで、「メッシと話をすることもできなかった。彼はコパ・アメリカ(南米選手権)を戦った後、休暇を取っていたからプレシーズンの合流が遅かったんだ。だから挨拶もできなかったんだ」と、無念の胸中を打ち明けた。
それでも、オランダ代表で共闘していたクーマン監督、新しいチームメートたちは彼にとって居心地の良い場所を作っているようだ。
「みんなは僕に良くしてくれるよ。ピケは英語が上手いから、すごく助けてくれる。ジョルディ・アルバも面白い。もちろん、(オランダ代表の)フランキー・デ・ヨング、セルジーニョ・デストも、彼らのことは前から知っているからね。ロッカールームの中は、みんな良い人ばかりだよ」
熱望していたメッシとのプレーは実現しなかったものの、オランダ代表のストライカーがバルサでどんなプレーを見せるか注目だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)