内田篤人に続く「新たなサムライ」 シャルケ移籍間近の板倉滉、“即戦力”と独紙注目
ドイツメディアの注目度が上昇、「DF陣のリーダーになる可能性」も指摘
マンチェスター・シティ(イングランド)からシャルケ(ドイツ)への期限付き移籍が決定的とされる日本代表DF板倉滉に対して、ドイツメディアの注目度が上がっている。
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板倉は2019年1月に川崎フロンターレからシティに完全移籍し、その後期限付き移籍でフローニンゲンに加入。2019-20シーズンからセンターバックのポジションでレギュラーの座を掴み、昨季はリーグ戦全試合で先発フル出場を達成した。U-24日本代表の一員として参戦した東京五輪でも全6試合に出場し、守備面で日本の4位に大きく貢献した。
こうした板倉の実績に加えて、昨季2部に降格したとはいえドイツ屈指の名門であるシャルケが移籍先に挙がっていることから、ドイツ紙「ビルト」は「コウ・イタクラがマンチェスター・シティからシャルケへ。買い取りオプション付きで、移籍金は400万ユーロ(約5億2000万円)に達するようだ」と板倉のシャルケ加入の可能性について詳細に報じた。
さらに「シティのペップ・グアルディオラ監督は、2019年からこの日本代表のディフェンダーをオランダのフローニンゲンに貸し出していた。イタクラはフローニンゲンで昨季リーグ戦全34試合に出場し、1秒たりとも欠場しなかった。DFサリフ・サネの膝の負傷による長期離脱のために、ディフェンス陣のリーダーになる可能性すらイタクラにはある」と、移籍が実現すれば即戦力としての活躍が期待されると伝えている。
「彼は非常に向上心旺盛で、チームの特に守備のために頑張れる選手だ」とシャルケでスポーツディレクターを務めるルーベン・シュレーダー氏が、すでに板倉について現地メディアの取材でコメントしている。さらに「ビルト」紙も、「サポーターに愛されたアツト・ウチダに続く新たなシャルケのサムライが、今度はブンデスリーガ再昇格のために戦う」と、かつてシャルケに8シーズン在籍し、UEFAチャンピオンズリーグのベスト4進出(2011-12)などに貢献した元日本代表DF内田篤人氏の名前を挙げながら、板倉が“ケーニヒスブラウ”(王者の青/シャルケの愛称)の一員になるのはほぼ確実と報じている。
果たして板倉は、名門復活を目指すシャルケで新シーズンを戦うことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)