「心から歓迎する」 シャルケSD、移籍合意報道の板倉に言及「可能な限り、最強の補強を…」
シャルケのシュレーダーSDが板倉を評価「とても野心的な選手」
ドイツの名門シャルケのルーベン・シュレーダー・スポーツディレクター(SD)は、期限付き移籍で合意したと報じられた日本代表DF板倉滉について、「彼を心から歓迎する」と言及している。クラブ公式ツイッターがコメントを伝えた。
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板倉は2015年に川崎フロンターレのユースチームからトップ昇格し、18年にベガルタ仙台へ期限付き移籍。そして19年1月にはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに完全移籍し、その後は2シーズン半にわたってオランダのフローニンゲンへ期限付き移籍していた。
今夏には東京五輪でセンターバックとボランチでプレーしたが、保有権を持つシティと昨季2部降格の憂き目に遭ったシャルケの間でクラブ間合意。まずは1年間の期限付き移籍だが買い取りオプションが付帯し、今季昇格となった場合は400万ユーロ(約5億2000万円)で完全移籍に移行すると、衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版が報じていた。
シャルケの本拠地ゲルゼンキルヒェンに向かっている板倉について、シャルケのシュレーダーSDがコメントしている。
「コウはとても野心的な選手で、五輪に参加した。昨シーズン、フローニンゲンで彼は全試合に出場していた。素晴らしいディフェンダーで、質が高く、人間性も良い。ボランチでもプレーができる。可能な限り、最高の補強をしたいと言ってきた。だから、彼を心から歓迎する」
シュレーダーSDによれば、板倉は18日夜にゲルゼンキルヒェン入りして19日朝にメディカルチェックを行う予定。「19日の間に加入発表が実現できることを願う。我々は大変嬉しいよ」と語っている。
(FOOTBALL ZONE編集部)