まさに川島劇場… ブルガリア戦で1年ぶり代表先発の守護神が凡ミスで2失点後、PKストップの乱高下

脇を抜かれてピッチ上に大の字に倒れる

 日本代表GK川島永嗣(ダンディー・ユナイテッド)は、3日のキリンカップ・ブルガリア戦で1年ぶりに代表のピッチに立った。後半13分と35分に痛恨のミスから連続失点。しかし、PKを止めるなど大いに目立っていた。

 川島は苦難の道を乗り越えて、代表の舞台に帰ってきた。半年間所属先が決まらない浪人生活を経て、年明けにスコットランド1部ダンディー・ユナイテッドへの加入が決定。だが、チームは2部降格の憂き目を見たために、地元メディアは川島の戦力外を報じるなど去就問題が早くも浮上している。

 再び浪人危機となるなか、ハリルホジッチ監督は川島のスタメン起用を決断。昨年6月のロシアワールドカップ・アジア2次予選シンガポール戦以来の出場となった。

 川島の見せ場は、1-0とリードした前半22分にやってきた。右サイドのペナルティーエリア外から相手DFストラヒル・ポポフにクロスを供給されると、中央のランゲロフに頭で合わせられた。至近距離で打たれたシュートは枠ギリギリをついたが、川島は左手一本ではじき出した。同点のピンチを救い、いつもの“ドヤ顔”で鼓舞した。

 

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