2ゴールの躍動から一転… 香川がブルガリア選手との接触で腰を痛め無念の途中交代
鮮やかな2発で日本代表通算27ゴール 歴代6位タイに並ぶ
前半だけで2ゴールを挙げた背番号10が、無念の負傷交代となった。日本代表MF香川真司(ドルトムント)は、3日のキリンカップ初戦ブルガリア戦(豊田スタジアム)の前半27分と35分に連続ゴールを奪い、日本代表通算得点を27に伸ばしたが、相手選手との接触で負傷し、同44分にFW宇佐美貴史(G大阪)との交代でピッチを後にした。
日本は過去一度も勝利のないブルガリアを前半から圧倒。前半4分にFW岡崎慎司(レスター・シティ)のゴールで先制すると、それに続いて躍動したのはトップ下の香川だった。同27分、MF柏木のロングパスが左サイドをオーバーラップしたDF長友に通ると、正確な左足クロスが中央に供給される。そこに走り込んだ香川が、頭で合わせてゴールに流し込んだ。
さらに同35分、右サイドのFW小林悠(川崎)からのグラウンダーのボールをMF清武弘嗣(ハノーバー)がスルーしたボールを受けると、巧みなターンで鋭く反転。GKとの1対1のシーンを左足で冷静に流し込んだ。
香川は3月29日のアジア2次予選シリア戦に続く2試合連続の2ゴール。これで歴代得点ランキングでは26得点のFW木村和司氏の記録を一気に抜き去り、歴代6位の高木琢也氏の記録に並んだ。
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