パリ五輪世代Jリーガーで「最も際立っている」 “香川彷彿”とブラジル注目の逸材は?

鹿島アントラーズで活躍するMF荒木遼太郎【写真:Getty Images】
鹿島アントラーズで活躍するMF荒木遼太郎【写真:Getty Images】

鹿島でチーム内得点王、アシスト王の2年目MF荒木遼太郎に脚光

 今夏に行われた東京五輪で日本はベスト4に終わり、53年ぶりの銅メダル獲得はならなかった。2024年のパリ五輪での“リベンジ”が期待されるなか、ブラジルメディアは鹿島アントラーズに所属する19歳MFに注目している。

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「パリ五輪世代のリョウタロウ・アラキはすでに鹿島アントラーズのスターだ」

 このように見出しを打ち、鹿島のMF荒木遼太郎にフォーカスしたのは、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」だ。

 荒木は東福岡高から2020年に鹿島へ入団。1年目はリーグ戦26試合2ゴールを記録すると、今季はフィールドプレーヤーではチームトップタイの22試合に出場して8ゴール、6アシストを挙げている。15日のJ1第24節徳島ヴォルティス戦(3-0)でも、2得点で勝利に貢献した。

 記事では、荒木をパリ五輪世代の注目選手の1人として紹介している。

「パリ五輪は2年11カ月後だ。2001年以降に生まれた世代の中で、今Jリーグで最も際立っているのがリョウタロウ・アラキだ。昨年、アツト・ウチダ(内田篤人)以来となるルーキーイヤーでJ1開幕戦デビュー。東京五輪のメンバーに呼ばれてもおかしくないほど、目立っていた。彼は19歳にして、パリ五輪世代の注目すべき名前を一つとして挙がっている。

 中盤のどのポジションでもプレーするアラキは、8ゴールでチームのトップスコアラー、6アシストでアシストリーダーだ。現時点でベストヤングプレーヤーの有力候補で、ベストイレブンに選出される可能性も十分だと言える。すでにシンジ・カガワ(香川真司)と比較されているアラキは、日曜日に徳島を3-0で下した主人公で、2ゴールを挙げた」

 2年目の荒木の今後から目が離せなそうだ。

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