堂安律は「移籍を希望」とオランダ紙報道 独3クラブが獲得興味も「提示価格に問題」
フランクフルト、マインツ、ハノーファーの名前を列挙…PSV側は8.4億円を希望か
日本代表MF堂安律は今夏、東京五輪で6試合に出場しチームのベスト4進出に貢献した。昨季はドイツのビーレフェルトでプレーし、現在は保有元であるオランダの名門PSVに戻っているが、新シーズンもブンデスリーガに参戦する可能性が浮上。オランダ地元紙「Eindhovens Dagblad」は、3クラブの名前を挙げている。
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23歳の堂安は、2017年夏にJリーグのガンバ大阪からオランダのフローニンゲンへ期限付き移籍。1年目から29試合9得点と活躍すると、翌年に完全移籍となり、19年夏にPSVへステップアップ移籍を果たした。だが19試合2得点と思うように出場機会を得られず、20-21シーズンはビーレフェルトへ期限付き移籍。ブンデスリーガ初参戦となったが、リーグ戦全34試合に出場して5得点とチームの1部残留に貢献した。
ビーレフェルト側はこの活躍を高く評価して買い取りを希望したが、金額面で折り合わずに断念。新シーズンの去就が注目されるなか、オランダ地元紙「Eindhovens Dagblad」は「現在、いくつかのドイツクラブがリツ・ドウアンに関心を持っている」として、元日本代表MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地が所属するフランクフルトとマインツ、日本代表DF室屋成が所属するドイツ2部ハノーファーの3クラブの名前を挙げている。
PSVでは、19歳のイングランド人FWノニ・マドゥエケや元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェらの序列が高いと指摘されており、堂安が「自ら移籍を希望している」という。だがPSV側は、獲得を希望するクラブに対して650万ユーロ(約8億4000万円)を求めているとされ、同紙は「提示価格に問題がある」と現状での移籍成立は難しいと見ているようだ。
昨季ドイツで充実したシーズンを過ごした堂安。移籍交渉が進展し、再びブンデスリーガの舞台で戦うことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)