「ベルギーで最高の攻撃陣」 伊東純也がヘンク残留を示唆、街とサポーターに愛着
伊東は「本当に楽しくプレーできている」と充実感を語る
ベルギー1部ヘンクの日本代表MF伊東純也が、現地時間14日に行われたリーグ第4節OHルーヴェン戦(4-0)後に自身の去就について言及し、ヘンク残留を明言したという。ベルギーメディア「Voetbalkrant」が伝えた。
2019年1月に柏レイソルから期限付き移籍でヘンクに加入して以降、チーム内で不動の地位を築いている伊東は、14日のルーヴェン戦にも先発出場。2点リードで迎えた後半32分には味方との2度にわたる壁パスで右サイドからゴール前へと侵入し、最後は左足で狙いすましたミドルシュートを突き刺し、勝利を決定づける3点目をチームにもたらした。
試合後、伊東には得点シーンも含めた自身のパフォーマンスに関する質問が投げかけられたが、一方で昨季公式戦42試合で12ゴール16アシストを記録したことから今夏でのステップアップのための移籍の可能性が囁かれるなど、去就問題についても話題が及んだ。
自身の今後に関する伊東の答えは明快だった。去就について尋ねられると、「今のところ、シンプルにヘンクに残ります」と残留を明言。さらに、「ここで本当に楽しくプレーすることができています。チームも素晴らしいチームだし、僕はこの街とサポーターが好きなんです。オヌアチュ、ボンゴンダ、そして僕は、個人的にはベルギーで最高の攻撃陣だと思っています。どうして僕はここから出て行かなくてはいけないんですか?」と2年半暮らしているヘンクとサポーターへの愛着を口にするとともに、ナイジェリア代表FWポール・オヌアチュ、ベルギー人MFテオ・ボンゴンダとの連携に自信を覗かせた。
また、ベルギーメディア「Voetbalkrant.com」も、「イトウが素晴らしいパフォーマンスを披露したあと、サポーターを落ち着かせた」として、ヘンク残留に関する言葉を伝えている。
周囲の憶測をよそに、伊東の中ではこのままヘンクの一員として戦い続けることへの意思は固まっているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)