知られざるGKの世界 『やベスタ』×『ONE1-GK』…現役守護神が明かした「1対1の守り方」
現役GK62名が選ぶ「今季のスゴいと思ったGK」も発表
対して、権田が見せた「密集したなかでのミドルシュートの守り方」について映像を確認すると、「(このシーンは)立田(悠悟)選手がプレッシャーに行ったんですけど、僕から見て右サイドの仙頭選手から見て左サイドは立田選手が切ってくれていた。そういう話は(練習から)ずっとしていて、僕のポジションも若干ゴールの左側に寄っている。でもそこは立田選手が切ってくれているという信頼があったので、切った側を、責任をもってどんなに角に(シュートが)来ても止めようという感覚でプレーした」と明かした。
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他にも第17節鹿島アントラーズ戦で川崎フロンターレのチョン・ソンリョンが見せた「前に出る1対1の守り方」、湘南ベルマーレの谷晃生から見る「最後まで動かない1対1の守り方」、サガン鳥栖の朴一圭が見せた「ミドルシュートの守り方」について現役GKならではの視点で分かりやすく解説した。
また、番組では現役GKの62選手にアンケートを実施し、GKが選ぶ「今季スゴいと思ったGK」を発表。2人のゴールキーパーグローブへのこだわりなど、知られざるGKの世界が披露されている。
今回、コラボ企画を行うきっかけとなった『ONE1-GK』の発起人の1人である権田は、「いろんなカテゴリーにたくさんのGKがいて、そういう選手の悩みやGKだからこそ共有できることがたくさんあるので、そういうコミュニティを作りたいという思いがあった。あともう一つ、GKは痛かったり、怖かったり、ネガティブな印象が強いので、こんなに楽しいんだよ、こんないいことがあるんだよというのをどんどん広げていって、ゆくゆくはGKスクールを全国各地で子どもたちを集めてやりたい」と考えを語った。
西川は、「GKというポジションをやるにあたってミスを恐れない、ミスをしてもミスから学ぶことを大事にして、これからGKを楽しんでほしいと思います。GKをこれから始めてみたいという子どもたちに対してはたくさんJリーグの試合を見てもらって、GKに注目してもらって、好きな選手を見つけて、真似をして、どんどんGKを楽しんでいってほしい」と子どもたちへメッセージを送った。
GKのさらなる普及と理解促進を目的にしたプロジェクト『ONE1-GK』とのコラボ企画の第1弾は、DAZNの『やべっちスタジアム #35』で配信中。GK目線を学ぶことで、よりサッカーを深く知ることができ、サッカー観戦を楽しめるはずだ。