「もっとチームを引っ張ってほしい」 澤さん期待の”新10番”阪口がアメリカ戦で同点弾演出!
世界女王を相手に3-3ドローも、2-0リードからの結果に「もったいない」
新生なでしこジャパンの背番号10、MF阪口夢穂が2日(日本時間3日)のアメリカとの親善試合で後半アディショナルタイムに同点弾をアシスト。昨年6月のカナダ女子ワールドカップ王者相手の3-3ドローに貢献すると、偉大なる10番の前任者、元日本代表MF澤穂希さんから「もっと引っ張ってほしい」とさらなるリーダーシップを求められた。
「もったいない失点もあったが、終わってみて負けなかったことは良かった。前半2点を取ってリードしたので、引き分けはもったいない気がします」
高倉麻子監督の初陣となったアメリカ遠征の初戦、中盤で奮闘した阪口は試合後にこう語った。前半に2点をリードしたものの、後半にキャプテン大儀見優季が不用意なタックルで退場。数的不利に陥ったこともあり、ミス絡みで失点を重ね、後半44分には逆転された。
だが、最後に意地を見せた。後半アディショナルタイム3分、なでしこの連動性が復活する。増矢と流麗な連携を見せた阪口が横山にラストパス。これを「女メッシ」の異名を持つ横山が決めて3-3の同点に追いついた。
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