古橋亨梧の“匠の技”を同僚DFが絶賛 「セルティック加入選手の中でベストの1人」
リーグカップのハーツ戦でもゴールでアピール
スコットランドの名門セルティックに移籍した日本代表FW古橋亨梧は、現地時間15日に行われたリーグカップ・ラウンド16のハーツ戦(3-2)でゴールを決めて勝利に貢献。これで今夏、ヴィッセル神戸から加入以降は公式戦5戦5発と好調ぶりをキープしており、同僚や指揮官も称賛している。英紙「デイリー・レコルド」が伝えた。
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古橋は7月31日に行われたリーグ開幕節のハーツ戦(1-2)の後半34分から途中出場し、新天地デビュー。この試合から5日後に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選の第1戦・ヤブロネツ戦(4-2)で移籍後初先発を飾り、初ゴールをマークすると、8日に行われた本拠地デビュー戦のリーグ第2節ダンディー・ユナイテッド戦(6-0)では、圧巻のハットトリックを達成した。
この勢いはリーグカップのハーツ戦でも健在だった。前半29分、左足アウトサイドからの絶妙スルーパスで先制点の起点となると、同34分にはショートコーナーからDFスティーブン・ウェルシュの追加点に関与。そして、2-1で迎えた後半18分、MFトム・ロギッチからのスルーパスをペナルティーエリア内で受けると、斜めの角度から左足でゴールニアサイドを射抜くシュートを突き刺した。
2017年からセルティックに所属する21歳DFウェルシュは、古橋に全幅の信頼を寄せている。
「キョウゴのクオリティーがすべてを物語っている。彼の動きは、セルティックに加入してきた選手たちの中でもベストの一つだと思う。対戦相手からしたら絶対に悪夢に違いない。僕は彼と一緒にトレーニングしているから分かるんだ。前線だけじゃなく、ウイングでもプレーできると示した」
また、神戸時代の古橋を知るアンジェ・ポステコグルー監督も、「彼は自分を上手く扱える。サポーターが見たいタイプの選手で、賢くて頭がいい。常に脅威でスーパーポジティブだ」と高評価を与えた。
今後相手のマークが厳しくなっていくなかで、古橋がどのように結果を残していくのか、ポイントになっていきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)