韓国代表FWソン・フンミン、“マンC撃破弾”を英紙絶賛 「ケインがいなくても…」
トッテナムが開幕戦で王者マンCに1-0勝利、ケイン不在のなかでソン・フンミンが活躍
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが、現地時間15日に行われたプレミアリーグ開幕戦の本拠地マンチェスター・シティ戦で(1-0)で値千金の決勝ゴールをマークした。現地メディアでは「ケインがいなくてもワールドクラスのFWがいることを思い出させてくれた」と、その活躍が絶賛されている。
トッテナムはディフェンディングチャンピオンとの対戦で新シーズンの開幕を迎えた。シティでは新戦力のイングランド代表MFジャック・グリーリッシュが先発した一方で、トッテナムではイングランド代表FWハリー・ケインがメンバー外となった。同選手は合流からまだ日が浅く、対戦相手のシティへの移籍が噂されている。
エース不在で大一番に臨んだなか、眩い輝きを放ったのが韓国代表FWソン・フンミンだった。0-0で迎えた後半10分、カウンターアタックで右サイドの深い位置に攻め込んだソン・フンミンは、オランダ代表DFナタン・アケとのマッチアップから中央へカットイン。左足を振り抜くと、強烈なシュートがそのままゴール左隅に突き刺さった。今シーズンのチーム第1号ゴールは、そのまま決勝点となった。
英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」の選手採点では、ともに攻守両面で存在感を放った右サイドバックのDFジャフェット・タンガンガとデンマーク代表MFピエール=エミール・ホイビュアの2人がチームトップタイの9点。そして、ソン・フンミンはそれに次ぐチーム3位タイの8点評価を与えられた。そして、殊勲のストライカーには次のような寸評がつけられている。
「序盤は偽9番として少し躊躇しているように見えたが、徐々に試合に溶け込み、美しい得点を決めた。ケインがいてもいなくても、スパーズにはワールドクラスのセンターフォワードがいることをタイムリーに思い出させてくれた」
この一戦は開幕からの“ビッグ6”同士の激突になっただけでなく、トッテナムのケインにシティ移籍の噂があるなかで迎えた試合という意味でも大きな注目を集めていた。それだけにソン・フンミンの活躍は強烈なインパクトを残したようだ。
昨季プレミアリーグで37試合17得点10アシストとキャリアハイの結果を残したソン・フンミン。たとえケインがチームを去っても、トッテナムにはワールドクラスのストライカーが残っていることを証明してみせた。