リオ世代の”下剋上”を歓迎する日本代表SB 「僕らが下の年代だった頃より脅かしてほしい」

日本代表での若手の台頭について、酒井高徳が持論を展開

 ドイツで4年半の実績を持つサイドバックが、ハリルジャパンの若い世代からの突き上げを歓迎している。ドイツのハンブルガーSVに所属するDF酒井高徳は「僕らが下の年代だった頃よりも脅かしてほしい」と語った。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は、選手たちと個々に面談を行っているが、酒井はそうした件について口を閉ざした。そこには、代表チームの一員としてのメディア対応への信念がある。

「代表で『ここは言わないでくれ』というところがあるなら、最初から何一つ漏らさなければいいのにと僕は思うタイプなので、僕はチームの戦術的なことは自分から発信することじゃないなと思っています」

 両サイドバックを務めるユーティリティーはこう語り、戦術的なことには言及しなかった。それでも、25歳の酒井よりも下の世代であるU-23代表から3選手が選出されたことについては、持論を口にしている。

「若い選手が代表に入って、いろんな刺激を受けて、これから成長していくと思うし、いろんなことを感じて臆することなくプレーしていると思います。欲を言えば、僕らの世代がもっと脅かす存在になれば良かったですけど、新しい世代が入ってくることで、僕らが下の年代だった頃よりも脅かしてほしいなと思うし、生き生きとプレーしてもらえれば。クオリティーのある選手たちばかりだと思うので、そこは自信を持ってやってもらえればと思います」

 

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