D・コスタ、新天地はアトレチコ・ミネイロに決定! プロキャリア初のブラジル移籍に
クラブ公式発表、昨年12月末のアトレティコ退団後は無所属に
昨年12月末にアトレティコ・マドリードとの契約を解除した後、無所属となっていた元スペイン代表FWジエゴ・コスタの新天地がようやく決まった。ブラジル全国リーグで首位に立つアトレチコ・ミネイロが14日、クラブの公式HPで加入を発表している。
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ブラジル生まれのD・コスタは、ユース時代の2005年にサンパウロにあるバルセロナECでプレーをしたのを最後に、欧州へ渡っている。ポルトガルのブラガに加入した後、2007年からアトレティコに所属。レンタル移籍を繰り返し、09-10シーズンはバリャドリードへ移籍した。そのシーズンの活躍が認められ、アトレティコが買い戻しオプションを行使すると、そこで一気に才能が開花。その後、移籍したチェルシーでもリーグ優勝を達成したが、アントニオ・コンテ監督との確執もあり、アトレティコに復帰していた。
また、13年にはブラジル代表に招集されて3試合プレーしたが、その後、スペイン代表でプレーすることを選択し、14年と18年のワールドカップ(W杯)に出場。14年のW杯では、母国であるブラジル開催ということもあり、スペイン代表を選んだD・コスタには風当たりも強かったが、それでも、プロキャリア初となるブラジル国内でのプレーを決断した。
クラブは公式声明で「クラブと選手は契約で合意に達しました。このストライカーは、ヨーロッパ、特にスペインのアトレティコ・マドリードと、イングランドのチェルシーで、勝利に溢れたキャリアを築いてきました。ガロ(アトレチコ・ミネイロの愛称)は、彼がプロサッカー選手としてプレーするブラジルの最初のクラブになります」と、紹介している。
アトレチコ・ミネイロは、元ブラジル代表FWフッキや同FWジエゴ・タルデッリらを擁して、ブラジル全国選手権セリエAで16試合を終えて12勝1分3敗で首位に立っている。D・コスタの存在は、首位を走るチームのさらなる後押しとなるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)