「アンストッパブル」 ドルトムントFWハーランド、全5ゴール関与の爆発に海外脱帽
長谷部&鎌田が所属するフランクフルト相手に2得点3アシストの大暴れ
ドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、現地時間14日に行われたブンデスリーガ開幕節フランクフルト戦(5-2)で2ゴール3アシストと全得点に絡む活躍を見せた。同僚のドイツ代表FWマルコ・ロイスも「スペシャルなパフォーマンス」と称し、海外メディアは「アンストッパブル」と報じている。
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昨季リーグ3位の27ゴールを挙げたハーランドはドルトムント所属3年目を迎え、フランクフルトとの開幕戦に1トップで先発出場。フランクフルトでは元日本代表MF長谷部誠、日本代表MF鎌田大地がスタメンに名を連ねたなか、ハーランドが猛威を振るう。
前半23分、ドルトムントはピッチ中央でボールを奪うとカウンターを発動。ハーランドが右サイドから中に切り込み、左に流れてフリーになっていたロイスにパスを出し、ロイスが落ち着いて流し込んで先制に成功した。
前半32分にもベルギー代表FWトルガン・アザールのゴールをお膳立てしたハーランドは、その2分後にロイスの頭でのパスに抜けだすとそのまま相手GKとの1対1を制し、今季初ゴールでチーム3点目を挙げた。
ハーランドの勢いは止まらず、後半にも1得点1アシストをマーク。全5ゴールに絡む活躍で、5-2の白星スタートに大きく貢献した。
「AP通信」によると、ハーランドは2019年末のドルトムント移籍以降、公式戦61試合で62ゴールをマーク。記事では、「アンストッパブルなハーランド」と見出しを打ち、ロイスのコメントを紹介している。
「俺たちはいつも彼(ハーランド)をほめ過ぎないようにしているんだ。単に、まだ成長すべきことがいくつもあるという理由さ。スーパーゴールを決め、スピードや自信にも満ちている。すべてを兼ね備えていると言わざるを得ない。彼が健康を維持し、今日のようなスペシャルなパフォーマンスを続けてくれることを願う」
オフにはレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなどビッグクラブ移籍も囁かれたが、まずはドルトムントでのプレーに全力を尽くしていくことになりそうだ。