令和の珍事? ルカク代役のインテル新FWジェコ、新加入発表前に初ゴールを記録
ローマから加入したジェコ、移籍アナウンスの前に親善試合で得点をマーク
インテルは現地時間14日、ASローマからボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの獲得を公式ツイッターで発表した。ところが、この投稿の前には練習試合でジェコが初ゴールを記録したことが速報で伝えられており、英公共放送「BBC」なども触れている。
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インテルは今夏、昨シーズンのチーム得点王だったベルギー代表FWロメル・ルカクがチェルシーへ移籍。新たなストライカーとして白羽の矢を立てたのが、ローマに所属していたジェコだった。
インターネットやSNSが発達した現在では珍しい話だが、14日に行われたディナモ・キエフとのフレンドリーマッチに先発出場したジェコは、この時点でまだ移籍が公式発表されていなかった。
そして、インテルでのデビュー戦の前半33分、ジェコはロングボールを受けると、絶妙なトラップでGKを外して無人のゴールにシュートを決めた。新背番号9は、先制点の場面でも、見事なヒールキックでチームのパスワークに関わっており、公式アナウンス前のデビュー戦で2ゴールに絡む活躍を見せ、3-0の勝利に貢献した。
英公共放送「BBC」は、「ジェコは契約確定前に実際にはインテル初ゴールを決め、ディナモ・キエフを3-0で下した」と報じている。
試合後、インテルはジェコと2023年6月までの2年契約を結んだことを正式発表。これまでセリエAで通算199試合に出場して85得点を挙げているストライカーは、昨季10年ぶりのリーグ優勝を果たしたクラブで、どのような活躍を見せるだろうか。
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