レアル監督、2ゴールの大黒柱ベンゼマを称賛 「単なるFWと呼ぶのは過小評価」
開幕節アラベス戦で2得点を挙げ、4-1の勝利に貢献
アラベスとアウェーマッチで新シーズンの開幕を迎えたレアルは、新加入のオーストリア代表DFダビド・アラバやトッテナムからレンタル復帰のウェールズ代表FWギャレス・ベイルらをスタメン起用。それでもチームのリーガ第一号ゴールを決めたのは、やはりベンゼマだった。
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後半3分スペイン代表DFルーカス・バスケスの右からの折り返しをベルギー代表FWエデン・アザールがヒールでつなぎ、浮き玉となったボールをベンゼマがボレーシュートで豪快にネットを揺らした。
後半11分にはスペイン代表DFナチョが追加点を奪い、リードを広げた。さらに同17分にはウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデの単独突破による打開からベンゼマが追加点、同アディショナルタイム2分はブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがダメ押しのヘディングシュートを決めた。
6年ぶりの復帰で初戦を勝利したアンチェロッティ監督は試合後、2得点のベンゼマを絶賛した。
「(ベンゼマの先制点で)試合がオープンになり、我々のクオリティーを発揮するスペースがより生まれた。ベンゼマについて単なるフォワードと呼ぶのでは、彼を過小評価しているよ。彼は完成した選手で、素晴らしいパーソナリティーも備えている」
前キャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモス(パリ・サンジェルマン)の退団によって、ブラジル代表DFマルセロに次ぐチーム2番目の古参選手となったベンゼマ。アンチェロッティ新体制ではその肩に懸かる期待はこれまで以上に大きなものとなりそうだ。
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