リバウド、メッシに同胞FWの“手助け”を希望 「バロンドール受賞の手助けになれば…」
新攻撃ユニットのメッシ、ネイマール、ムバッペが”MSN”の再来となることを期待
サッカー界で最も権威のある個人賞として知られるバロンドール。2020年は新型コロナウイルスの影響により中止となったが、2021年は再び受賞者が誕生する予定だ。パリ・サンジェルマン(PSG)に移籍したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが最有力候補とされるが、元ブラジル代表FWリバウド氏は、PSGのブラジル代表FWネイマールが将来的に栄誉ある個人賞を受賞することを期待した。英ブックメーカー「Betfair」のコラムで思いを綴っている。
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今夏もコパ・アメリカ(南米選手権)で準優勝、東京五輪で優勝と、ブラジルはサッカー界で強い輝きを放ち続けている。しかし、バロンドールになると2008年から2020年までは、メッシが6回、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が5回、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)が1回の受賞となっており、最後の受賞者は14年前の元ブラジル代表MFカカとなっている。
自身もバルセロナ所属時代の1999年にバロンドールを獲得したリバウド氏は、メッシが今年の受賞に最も近いことを認めつつ、ネイマールがバロンドールを手にするサポートをしてほしいという考えを綴っている。
「メッシは、ネイマール、ムバッペとともに強力な素晴らしい攻撃的なエンターテインメントを提供してくれるだろう。ちょうどバルセロナのトリデンテだったメッシ―スアレス―ネイマールの“MSN”のようにね。メッシがネイマールを受賞する手助けをしてくれることを期待しているよ。この先の数シーズンで、メッシが彼の友人を世界一の選手に導いてほしい。メッシは2021年のバロンドールで7度目の受賞をすることが有力だ。だからこそ、彼にはネイマールにPKやフリーキックを譲って、手助けをしてほしいんだ。彼らは大親友だし、私はメッシの人間性も知っているから、近い将来にそうなるのではないかと思っているよ」
これまでPSGは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で優勝した経験はない。リバウド氏は「これまでも何シーズンか言ってきたが、PSGはCLの優勝候補だ。この2年、彼らは優勝までそんなに遠くなかったが、メッシがチームに加わり、今シーズンは筆頭候補となった。メッシはこの数シーズン、ほとんど同じ選手たちでプレーし、互いを知るチームに加入した。彼の魔法は、ケーキ作りを仕上げるイチゴを乗せるようなものだ。今シーズンはPSGがCLを優勝できると思っているよ」と、PSGが悲願を達成することを予見した。
加入からわずか3日で、「MESSI 30」と入ったユニフォームは、142億円を超える売り上げを出したという。大きな期待が懸かるメッシだが、果たして彼も通算5度目となるCL優勝を、新天地で達成できるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)