ブラジル代表復帰のカカに悲劇 筋肉系の負傷で離脱、南米選手権出場は幻に…

開幕直前に全治3週間の負傷 急きょガンソが追加招集される

 ブラジル代表復帰を果たし、4日に開幕する南米選手権での活躍が期待されたMFカカ(オーランド・シティ)が、負傷により代表チームを離脱することが分かった。ブラジルメディア「グローボ・エスポルテ」が報じている。

 バイエルン・ミュンヘンのMFドウグラス・コスタの負傷により入れ替えで追加招集されたカカは、「またこのユニホームを身にまとうことができるのは、大きな名誉と喜びだ」とのコメントを発するなど、2010年南アフリカ・ワールドカップ以来となるビッグトーナメント出場に意欲を見せていた。しかし、ブラジルが誇るアタッカーに悲劇が起こった。

 トレーニング後に違和感を感じたカカに対して画像診断を行ったところ、筋肉に問題があり全治3週間の診断が下った。これにより、大会のほとんどの期間をリハビリに充てなければならないことから代表チームからの離脱が決定。急きょ、サンパウロのMFガンソを追加招集することになったという。

 アメリカMLSで最高額の年俸を受け取るなど、まだまだプレイヤーとしての価値の高さを証明していたカカ。まして、今大会は現在プレーしているアメリカでの開催ということもあり、そのプレーを楽しみにしていた地元アメリカや世界中のサッカーファンにとって、残念なニュースになってしまった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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