ブラックプールFWアンダーソン、カラバオカップ1回戦で決めた一撃が話題

　イングランドで“奇妙”なゴールが生まれた。現地時間11日に行われたカラバオカップ1回戦で、英2部ブラックプールFWケシ・アンダーソンが左サイドからのクロスを、不思議な軌道のシュートでゴール内に流し込み、英メディアで「天才、それともまぐれ？」と話題を呼んでいる。

　英2部同士の対戦となったカラバオカップ1回戦のミドルスブラ戦。ブラックプールは前半31分にDFカラム・コノリーが決めて先制すると、後半32分にFWシェイン・ラベリーが追加点を奪い2-0とリードを広げた。

　話題となっているゴールが生まれたのは、その直後だった。同33分、ハイプレスで相手ボールを奪取したブラックプールは、敵陣左サイドを抜けたラベリーにパスを送る。ラベリーは左足で低いクロスをゴール前に供給すると、そこにフリーで飛び込んだのがアンダーソンだった。背番号10のFWは、ショートバウンドしたボールに対し左足で合わせにいったが、タイミングが上手く合わせずにボールの下部をこするようなシュートに。ボールは回転がかかりながらアンダーソンの背後に高く上がり、これが相手GKの頭上を越す絶妙なシュートになると、美しい弧を描いた一撃はゴールネットに吸い込まれた。

　このゴールを英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、映像付きで「アンダーソンの天才、それともまぐれの瞬間?!」と綴り公開。同メディアの公式ツイッターに動画が投稿されると、ファンからは「輝かしいフィニッシュ」「たぶんまぐれ」など様々な反応が寄せられていた。