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“ガラスの天才”ウィルシャー、無所属でシーズン突入へ 「正直なんと答えればいいか…」
7月にボーンマスを退団後は所属なし
アーセナルなどで活躍した元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーは、まだ29歳ながら契約オファーが届いておらず、無所属のままシーズンを迎えそうな状況となっている。
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ウィルシャーは昨年10月にウェストハムを退団。しばらく無所属だったが、今年1月に古巣である英2部チャンピオンシップのボーンマスと契約し、リーグ戦14試合などに出場した。しかし、契約満了によって7月で退団。再び所属クラブを探す立場となった。
イングランド代表として将来を嘱望されていたウィルシャーだが、度重なる怪我に見舞われ、選手としての成長に歯止めがかかった。20代で路頭に迷うとは本人にとってもまったく想定していなかっただろう。
そんなウィルシャーは、英ラジオ局「talkSPORT」で元イングランド代表FWダレン・ベントと対談。将来について問われ、次のように語った。
「うーん、(自身の将来について)これは大きな問題だ。良いプレーシーズンを過ごせたのは確かだ。フィットネスを維持するためにクラブでトレーニングをしてきた。フィジカル的にもいい状態なんだ。僕はまだ29歳だからね……。正直に言えば、適切な機会が来るのを待っているところだ。ただ、そう入っても今はまだ何も起きていない。正直、その質問になんと答えればいいのかは分からないよ」
昨年ウェストハムを退団した際には、数カ月間の空白の後にボーンマンとの契約にこぎつけた。そんな経験があるだけに「今回はそんなに長く待ちたくはない。早く何かが起こることを願っている」とオファーを切望していた。
また、9歳からプレーしていたアーセナルに対してはいまだに強い思い入れを持っているようで、「アーセナルから声がかかったら復帰するか?」という質問には「そうするだろうね」と答えたという。
キャリアを通じて怪我に泣かされてきた“ガラスの司令塔”は、復活を遂げることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)