「お帰りなさい、タケ!」 久保建英、“青色ユニ&自転車移動”の映像をマジョルカが投稿
2019-20シーズンにレンタルで1年間を過ごしたマジョルカへの期限付き移籍が決定
日本代表MF久保建英は現地時間11日、レアル・マドリードからマジョルカへの1年間のレンタルが正式決定した。スペイン紙は、クラブ公式ツイッターがアップした久保の紹介動画に着目している。
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久保は2019年夏にスペインの名門レアルと契約。その後は2年間でマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェと期限付き移籍を繰り返してきた。東京五輪のグループリーグで日本人史上初となる3試合連続ゴールを記録するなど、強烈なアピールをした久保の元にはレアル・ソシエダや古巣マジョルカといった複数のチームからオファーが届いたとされる。
そのなかで、11日にマジョルカへのレンタルが正式決定。レアルは公式サイトで、「レアル・マドリードとマジョルカは、22年6月30日までタケフサ・クボのレンタルで合意した」と発表した。
マジョルカ地元紙「Diario de Mallorca」によれば、久保は現地時間11日午前にメディカルチェックを受け、午後5時に本拠地ソン・モイシュに到着。正式サイン後にチーム練習に参加したという。マジョルカは久保の年俸200万ユーロ(約2億6000万円)を負担、レアルからのレンタル費用は発生しないとしている。
そのなかで、マジョルカ公式ツイッターは「お帰りなさい、タケ!」と一本の動画を投稿。青い新サードユニフォームに身を包んだ久保が、自転車で颯爽と本拠地ソン・モイシュ内を走る様子が収められている。
スペイン紙「マルカ」は、「これがマジョルカがタケ・クボを紹介する方法だ」と見出しを打ち、スペインのドラマ「ベラノ・アズール」の曲に合わせて映像が作られていることを説明。また、「Diario de Mallorca」は、赤がクラブカラーのマジョルカが青色ユニフォームを使用するのは通算8シーズン目だとし、「この色は歴史的価値に加えて、日本代表チームが使用しているのと同じ色。クボの復帰とともに、日本市場の優れたマーケティング戦略が再開」と久保の復帰に合わせた意味合いもあると見立てている。
久保にとってマジョルカは、スペイン挑戦1年目の2019-20シーズンにリーグ戦35試合に出場して4得点4アシストの成績を残した場所。3年目の飛躍を遂げるきっかけを掴みたいところだ。