「突発的なものではない」 チェルシー監督、スーパー杯優勝を呼ぶ”PK戦用GK”起用に言及

PK戦の末にチェルシーがビジャレアルに勝利【写真:AP】
PK戦の末にチェルシーがビジャレアルに勝利【写真:AP】

ビジャレアルをPK戦の末に下し、23年ぶり2度目のスーパーカップ制覇

 チェルシーは現地時間11日にUEFAスーパーカップでビジャレアルをPK戦の末に下し、1998年以来23年ぶり2度目のタイトルを獲得した。トーマス・トゥヘル監督はPK戦を見据えて終了間際に“GK交代”の勝負手を打つと、スペイン代表GKケパ・アリサバラガは2度のシュートストップで期待に応えた。指揮官は、“PK戦用GK”の起用は就任当初からのプランだったことを明かしている。

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 昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝チームのチェルシーと、UEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝のビジャレアルが激突した一戦。前半27分にモロッコ代表FWハキム・ジイェフのゴールでチェルシーが先制するも、後半28分にはビジャレアルもスペイン代表FWジェラール・モレノが決めて同点とした。

 その後はお互いに譲らずに延長戦へ。そして、同点のままPK戦も濃厚となった延長後半14分にトゥヘル監督は動いた。正守護神のセネガル代表GKエドゥアール・メンディを下げ、ケパを投入。この采配が見事に的中する。

 チェルシーは1人目のドイツ代表FWカイ・ハフェルツのキックをセーブされるも、ケパが2人目のアルジェリア代表DFアイサ・マンディのシュートを読み切ってセーブ。さらに6-5で迎えた7人目の元スペイン代表DFラウール・アルビオルのキックも再びセーブし、その瞬間にチェルシーがスーパーカップ王者となった。

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