バルサが50億円でPSGの22歳ブラジル代表DF獲りへ マスチェラーノ流出時に備える
マンUとチェルシーも獲得を狙うマルキーニョスに白羽の矢
スペイン二冠王者バルセロナが、ユベントス移籍寸前と報じられている守備の要、アルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノの代役として、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFマルキーニョスを4000万ユーロ(約50億円)の移籍金で獲得に動いていることが明らかになった。スペイン地元紙「スポルト」が報じている。
バルセロナはマスチェラーノの流出危機を受けて、スペイン代表DFジェラール・ピケの相棒探しに本腰を入れている。そして、「マルキーニョス獲得交渉はここ数時間で過熱している。FCバルセロナはPSGのブラジル人DF獲得に全てを注ぎ込む決断を下した」と記事では報じられている。
欧州リーグ屈指の名手として評価されている22歳の若きセンターバックだが、PSGでは皮肉なことにチアゴ・シウバ、ダビド・ルイスというブラジル代表コンビが健在なため、サイドバックでの出番が多くなっている。移籍金は50億円だが、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなど潤沢な資金力を誇る強豪が争奪戦を展開している。
バルセロナは欧州選手権でスペイン代表に選出されたDFマルク・バルトラを放出するとレポートされており、マルキーニョスは来季に向けて必要不可欠なタレント。争奪戦を全力で制するつもりだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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