「プロジェクトは失敗」 ロナウド、ユーベ契約最終年突入もCL制覇未達成で伊酷評

昨季はリーグ優勝を逃し、CL制覇も未達成
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、イタリア・セリエAの強豪ユベントスでの契約最終年とされる4年目のシーズンを迎える。しかし、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」と提携するユベントス専門サイトでは、すでに「プロジェクト・ロナウド」の失敗が論評されている。
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「3年前のユーベの空は、一点の曇りもない青空だった。世紀の大ヒットとなったロナウドの到着が実現し、欧州サッカーの頂点を目指していた」
この言葉が示す通り、ロナウドは2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)終了直後にスペインの強豪レアル・マドリードから電撃移籍した。
当時のユベントスを、マッシミリアーノ・アッレグリ監督が率いて「CL決勝2回や継続的に見せていた競争力、決勝戦に進出できなかったときも当時のユーベは非常に強い相手を前にしてもあきらめず、すべての相手と対等にプレーしていた。彼らはその高みに非常に近づいていた。1996年以来の夢だったCL制覇に、ほとんど何も必要ないと思われた。そして、ロナウドはその少しの差を埋めるのではなく、それ以上だった」という期待感があったと評した。
一方で、その後のユベントスは監督交代や補強方針の乱れもあり低迷。そして「3年後、ユーベの空、そしてロナウドの空は灰色で暗い。アッレグリ監督は、クリスティアーノがまだ力を発揮できるとは思っておらず、彼の役割を下げたいと考えているようだ。しかし、最も深刻なのは別の側面で、それはCLでの競争力が失われていること。現在のユベントスは、ヨーロッパのベストチームに匹敵するものではない」と厳しく評価している。
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