シティ、英代表DFと5年契約延長 クラブ幹部「素晴らしいニュース」と喜び露わ
DFジョン・ストーンズと26年までの契約延長を発表
マンチェスター・シティは10日、イングランド代表DFジョン・ストーンズとの契約を2026年まで延長したことをクラブの公式HPで発表した。新たな5年契約で、週給は25万ポンド(約3800万円)になるという。
2016年にエバートンからシティへ移籍し、5年契約を結んでいたストーンズ。加入1年目こそ主力として活躍したものの、その後は不安定なパフォーマンスが目立ち、定位置を掴めなかった。それでも2020-21シーズンは、レギュラーに定着すると、クラブの守備の要として活躍し、プレミアリーグ優勝にも大きく貢献した。
シティは、この活躍を受けて、2022年夏までとなっていた契約を更新。英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」によると、シティのダイレクターを務めるチキ・ベギリスタイン氏は、喜びのコメントを発表している。
「これはクラブにとって素晴らしいニュースだ。ジョンは飛びぬけたサッカー選手であり、ファンタスティックなDFだ。そして、私たちのプレースタイルにフィットしている。私たちは、彼と契約をした時から、才能あるセンターバックを獲得したことを理解していたが、彼はこの5年間で本当に成長し、昨シーズンも見せたように現在はキャリアの最高の状態にいる。
ジョンは、近年の成功の重要な役割を果たしてくれたし、今後の目標を達成するためにも大きな助けになってくれるはずだ。彼がキャリアの最高の時期になるこの先の時間を捧げてくれたことは、クラブにとっても大きな後押しにもなる」
また、同紙のシティ番記者を務めているジョー・ブライ氏は、ストーンズのコメントを紹介。イングランド代表DFは「これ以上の幸せはない。今後もタイトルを勝ち取り続けることができると確信しているし、それが僕の最大の目標でもある。僕にとって、ここが自分のサッカーを表現するためにも、自分の野心を達成するためにも、最高の場所だ」と、コメントをしたという。
この契約で10年間、シティの選手としてプレーすることになったストーンズ。昨季は惜しくも決勝で敗れ、クラブの悲願となるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初優勝を達成できなかったが、この新たな契約期間のなかで、欧州王者に輝くことはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)