本田自身が期待する”脱・本田”によるハリルJの進化 「自分がいない方が良いくらいのものを…」

ケガでキリンカップ2試合の欠場が濃厚 「いい機会だと捉えている」

 負傷により6月3日と7日のキリンカップを欠場することが濃厚になったACミランの日本代表FW本田圭佑は、「自分がいない方が良いくらいのものを見せてほしい」と、チーム力向上のためにはオプションの増加が必要不可欠であると話している。

 5月30日のトレーニング中に左ひざ裏を痛めて早く切り上げ、31日のトレーニングを回避した本田は、「ちょっとまだ痛みがあるので、初戦は出ないです。2戦目に関しても、今の段階で断言はちょっとできないですけど治り方次第です」と現状を説明した。バヒド・ハリルホジッチ監督が「リスクを取りたくない」と話していることからも、このキリンカップはピッチに立つことなく終了することが濃厚になっている。

 それでも、ハリル監督が「本田には本当はプレーしてほしかった、こんなに素晴らしいトレーニングをしたのは初めてだったからだ。本当に素晴らしかったので残念だ」と語ったように、負傷にこそつながってしまったが、本田自身もトレーニングについては大きな手応えを感じているようだ。

「コンディションのいい時ほど、いろんな挑戦ができる。その挑戦の結果ということなんだとは思います。でも、個人的にケガするたびに思うのは、いい機会だなという風に捉えているので。練習でボールでサッカーをしているだけでは取り組むことのできないトレーニングができるので。あらためて左右のバランスとか、自分の筋肉の状態を見ることができているので、見直している最中というか。それは来季に向けても言えることでもありますが」

 

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