「セルティックは古橋を忘れない」 102年ぶりの本拠地デビュー戦3ゴールを海外称賛
ダンディー・U戦で1919年のマキナリー以来となるホームデビュー戦ハットトリック
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧が、現地時間8日に行われたリーグ第2節ダンディー・ユナイテッド戦(6-0)で本拠地デビューを果たし、いきなりハットトリックをマークした。鮮烈なパフォーマンスを受け、海外メディアは「セルティックは新加入のキョウゴ・フルハシを決して忘れない」と伝えている。
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今夏セルティックに移籍した古橋は、7月31日に行われた開幕節ハーツ戦(1-2)で途中出場し、新天地デビュー。この試合から5日後に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦のヤブロネツ戦(4-2)では移籍後初先発を果たし、初ゴールをマークした。
そして、本拠地デビュー戦となったダンディー・U戦でもスタメン出場を果たすと、圧巻のプレーを披露。前半20分、右サイドからのクロスを走り込みながら押し込んで先制点を挙げると、その5分後にはMFライアン・クリスティーからの低いクロスを合わせて2点目を奪う。
さらに3点をリードして迎えた後半22分、味方からのスルーパスに反応すると、これを右足でゴール右隅に沈めハットトリックを達成。新天地デビューからわずか3試合目ながら圧巻のパフォーマンスを披露し、チームのリーグ戦初勝利に貢献した。
海外スポーツ専門サイト「Sporten.com」によれば、1887年に創設された名門セルティックの長い歴史において、ホームデビュー戦でのハットトリックは、1919年の元スコットランド代表FWトミー・マキナリー以来の偉業。記事では、「セルティックは新加入のキョウゴ・フルハシを決して忘れない」とそのインパクトの大きさを伝えている。
また、英紙「デイリー・レコルド」も「フルハシがセルティックの爆発を呼ぶ」と見出しを打ち、ゴールラッシュの起爆剤になったと評価。加入後出場わずか3試合で、早くも称賛の嵐となっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)