神戸、元バルセロナFW獲得をかつての同僚が後押し? 海外報道「イニエスタが説得」
無所属だった元スペイン代表FWボージャンが加入「イニエスタ選手は特別な存在」
J1リーグのヴィッセル神戸は9日、元スペイン代表FWで現在は無所属となっていた30歳のFWボージャン・クルキッチ加入を発表した。海外メディアは、「イニエスタは元バルセロナの友人であるクルキッチを説得」と報じている。
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神戸はリーグトップの15ゴールを挙げていた日本代表FW古橋亨梧が、スコットランドの名門セルティックへ移籍。そのなかで、7日にイングランドのニューカッスルを退団していた日本代表FW武藤嘉紀、翌8日にはドイツのブレーメンから日本代表FW大迫勇也を獲得した。
そして、9日には元スペイン代表ボージャンの加入を発表し、3日連続で欧州で実績のあるFWを獲得することになった。
リーガ・エスパニョーラ優勝3回に加え、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝2回、FIFAクラブワールドカップ優勝など、これまでのキャリアで数々のタイトルを獲得してきたボージャンは、2007~11年にバルセロナに在籍。神戸に在籍する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタについて、クラブを通じて「イニエスタ選手は私にとって特別な存在であり、尊敬する彼とまた共にプレーできる事を嬉しく思っています。彼のアシストからたくさんのゴールを決めたいです」とコメントしていた。
海外スポーツ専門サイト「Sporten.com」は、「イニエスタは元バルセロナの友人であるクルキッチを説得」と見出しを打ち、「イニエスタとの再会がクルキッチにとって新たな輝きを放つきっかけとなることを願う」と伝えており、今年に入って無所属の状態が続いていたなかで、イニエスタの素材が日本行きにつながったようだ。
武藤、大迫、ボージャンと大物FWが加わり、三浦淳寛監督は9日の第23節柏レイソル戦後(1-2)、「(古橋)亨梧を生かすポジション、プレーを考えてようやく(形が)できました。また、違ったタイプの選手が入ってきますし、その選手たちをいかに早くフィットさせて、生かせるようなプラン、どの組み合わせが一番点を取れるのかを含めて考えたい」と語っている。
(FOOTBALL ZONE編集部)