久保建英、古巣マジョルカへのレンタルで合意間近と現地報道 買い取りオプションはなし
マジョルカ復帰に際しては、「プレー時間が保証される」ことに久保も納得か
U-24日本代表の一員として東京五輪に参戦したMF久保建英は来たる2021-22シーズン、保有権を持つレアル・マドリードから再びレンタルされる可能性が高いと目されている。スペイン大手紙「AS」は、古巣のマジョルカと合意間近だと報じている。
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久保は2019年夏にスペインの名門レアルと契約。その後はマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェと期限付き移籍を繰り返してきた。東京五輪のグループリーグで日本人史上初となる3試合連続ゴールを記録するなど、強烈なアピールをした久保の元には多数のチームからオファーが届いたとされる。そのなかで、久保はレアル・ソシエダと古巣のマジョルカの選択肢を意識しているとスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じていた。
そのなかで、6日に3位決定戦でメキシコに1-3で敗れ、東京五輪での戦いがすべて終了。2021-22シーズンに関する去就も、状況に進捗が出ている。レアルは過去2シーズンと同様、EU圏外枠3つがすでに埋まっているため、やはり久保をレンタルに出すようだ。
スペイン紙「AS」は「マジョルカがタケ・クボと合意間近」と見出しを打ち、「交渉は数時間以内にまとまる可能性がある」とレポートしている。
「マジョルカはクボを連れ戻すために、できる限りのことをしている。年俸の全負担に加え、レアルの経済的保証料の支払いも提案している。しかし、買い取りオプションはつかない。クボはビジャレアルとヘタフェに期限付き移籍した時とは異なり、マジョルカに戻ってプレー時間が保証されるという案に満足している」
マジョルカ地元紙「Diario de Mallorca」も、「タケフサ・クボはすでに、レアル・マドリードにマジョルカのユニフォームを再び着る意向を表明している」と伝えており、スペイン挑戦1年目の2019-20シーズンにリーグ戦35試合に出場して4得点4アシストの成績を残したマジョルカへの帰還が近いようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)