「この思い出を一生大切に」 カナダ守護神、横浜での“歓喜の表彰式ショット”に感慨

カナダ女子の守護神ステファニー・ラベ【写真:Getty Images】
カナダ女子の守護神ステファニー・ラベ【写真:Getty Images】

カナダ女子GKラベ、悲願の金メダルで同僚、スタッフとの絆を再認識

 カナダ女子代表は、東京五輪のサッカー女子で初の金メダル獲得を果たした。GKステファニー・ラベは、帰国とともにインスタグラムで「この思い出を一生大切にします」と、横浜国際総合競技場での表彰式の写真を投稿している。

 カナダの守護神ラベと言えば、今大会のグループリーグ初戦の日本戦(1-1)でFW田中美南と交錯して負傷も、涙を浮かべながらPKをストップし、その後泣きながら無念の交代を余儀なくされた。準々決勝のブラジル戦でも、延長後半にペナルティーエリア内で飛び出した際に相手選手と交錯して立ち上がれない場面があるなど、体を張ったプレーでチームを鼓舞し、最後は連続PKストップで勝利を手繰り寄せた。

 ベスト4では宿敵アメリカを1-0で下し、初の五輪決勝行き。スウェーデンとの一戦でも1-1のまま突入したPK戦で好守を見せて劣勢を跳ね返し、金メダルを手繰り寄せた。

 34歳のベテランであるラベは、2016年のリオデジャネイロ五輪で銅メダルに終わっており、待望の金メダルに喜びもひとしおの様子。決勝が行われた横浜国際総合競技場での表彰式を3枚にわたってアップし、このように綴っている。

「このグループのみんなに感謝します。ヒストリーメーカー、開拓者、アイドルとヒーロー。この思い出を一生大切にします」

 選手、そしてスタッフも交えた写真に、同僚FWジャニン・ベッキーは「MVP。たくさんの愛をありがとう」と最大限のリスペクトを示している。ラベはインスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)に「もうすぐ家に着くわ」と綴っており、母国に戻って再び喜びを味わうことになりそうだ。

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