日本代表戦での復調なるか注目の宇佐美 本田欠場も自身のスタイル不変を宣言
今季は不発が続く悩める才能
3日のキリンカップ・ブルガリア戦(豊田スタジアム)に臨む日本代表FW宇佐美貴史(ガンバ大阪)は“本田の代役”にとどまる気はないようだ。トレーニング後のミックスゾーンで「圭佑くんの代わりに出る選手は求められることがあると思いますけど、僕に関しては変わらない」と、自身のスタイルを貫くことを決意した。
昨シーズンこそリーグ戦で自身最多の19ゴールを決めた宇佐美だが、今季ここまではリーグ13試合でわずか2得点。4月29日の川崎フロンターレ戦では相手FW大久保嘉人の肘が顔面に当たり一触即発の雰囲気となったが、大久保が決勝点をマークした一方で自身は不発に終わる悔しさを味わった。またAFCチャンピオンズリーグでもノーゴールに終わり、G大阪はグループリーグ敗退の憂き目に遭うなど本領を発揮しきれていない。
その状況でもバビド・ハリルホジッチ監督は期待を大きく寄せる宇佐美を招集した。ただ宇佐美自身は「そんなにスーパーな選手がいるというわけではないと思いますが、もちろん油断はできないですし、自分たちが普段していること、最低限のプレーをすれば勝てる相手だと思います」とキリンカップに対して気負わず臨もうとしている。
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