「久保ほど大きな期待を背負った選手はいない」 AFCが東京五輪のアジアンスターに選出
日本人史上初の五輪グループリーグ3戦連発など、自国開催の大会でインパクト
U-24日本代表の一員として東京五輪に出場したMF久保建英は、全6試合に出場して3ゴールを記録した。AFC公式サイト(アジアサッカー連盟)は、「東京五輪で輝きを放ったアジアのフットボールスター」の7人の中に久保もノミネートしており、「スターとしてのステータスを証明した」と称えている。
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東京五輪では数々のドラマが生まれたが、AFC公式サイトは、オーストラリア女子代表の最多得点者(48ゴール)となったFWサム・カー、韓国男子代表の“10番”を背負って準決勝のメキシコ戦で2ゴールを挙げたMFイ・ドンギョン、中国女子代表FWワン・シャン、サウジアラビア男子代表FWサーレム・アル=ドサリ、日本女子代表FW岩渕真奈、オーストラリア男子代表DFナサニエル・アトキンソンとともに、久保にフォーカスしている。
久保は日本人として初めて五輪のグループリーグで3試合連続ゴールを記録。決勝トーナメントに入ってニュージーランド戦、スペイン戦、メキシコ戦では得点を挙げられなかったが、チームの中心にいたのは間違いなかった。3位決定戦で敗れて53年ぶりのメダル獲得を逃し、人目をはばからずに涙した光景とともに、記事ではこのように触れている。
「タケフサ・クボほど大きな期待を背負ってオリンピックの舞台に立った選手は数少ないが、20歳の若武者はそれに応え、輝きのパフォーマンスを見せた。初戦の南アフリカ戦で決勝ゴールを挙げ、メキシコとフランスとの戦いでは先制ゴール。3位決定戦でメキシコに敗れ、泣き崩れて号泣する姿は東京オリンピックのハイライトの一つとして語り継がれていくだろう。彼のパフォーマンスはスターとしてのステータスを証明した」
久保がこの悔しさを胸に、今後どのような成長曲線を描いていくのか、世界も注目していることだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)