本田は「ミランの主役」 背番号10のゴールラッシュをクラブ幹部も称賛
伊紙が今季好調の本田を大々的に特集「波というより、旋風」
今季開幕から4試合3得点と活躍するACミランの日本代表MF本田圭佑が「ミランの主役」と絶賛されている。26日付のイタリア地元紙ガゼッタ・デロ・スポルトが「主役、ケイスケはゴールを決める。ホンダのエレガンス」と特集記事を組んでいる。
本田の開幕直後のゴールラッシュはイタリアメディアに大きな衝撃を与えている。
「彼は波というより、旋風だ。ミランが海のごとくゴールを決めれば、それは本田のおかげでもある。本田はチームの勝利のためにゴールを決め(ラツィオ戦とパルマ戦)、ドン底に落とされる危機的状況でチームを助けた(2-2ドローのエンポリ戦)」
波はイタリア語でオンダと発音し、その名前と良く似た本田の形容詞としてカルチョの国では頻繁に使われているが、今の本田は「旋風」のようなインパクトを残しているという。
「本田は普通ではない。センセーショナルなデータも数字も普通ではない。3ゴールを決めるのに、今季4回のシュートで十分だった……。昨シーズンは12回試み、ようやく1ゴールが決まった。長かった、凄く長かった」
昨季はわずかリーグ戦1ゴールと低調な出来に終わった本田が一転、今季に入って衝撃的な決定力を見せつけている様子をこう報じている。
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