「メッシは声も出せなかった」 ”涙のバルサ退団会見”を海外報道「史上最も辛い別れ」
本拠地カンプ・ノウで退団会見を実施、冒頭から目に涙を浮かべる
バルセロナは現地時間8日、電撃退団が決まったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団記者会見を実施した。会見場に姿を見せたメッシは冒頭、妻のアントネラ・ロクソさんからハンカチを手渡され涙を拭う姿を見せたなか、海外メディアは「アルゼンチンサッカー史上、最も辛い別れの一つ」と報じている。
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メッシは昨季限りでバルセロナと契約満了となり、書類上は7月1日から無所属に。契約延長へ合意することは既定路線と見られたなか、クラブは5日、リーグ規定のサラリーキャップを満たせないために退団すると発表。バルセロナは、新戦力の登録ができない状況にあり、すでに契約の切れていたメッシは新戦力に該当するため、契約で合意しても、この金銭的な問題が解決しない限りは登録できなかった。
クラブは現地時間8日正午から、本拠地カンプ・ノウで退団会見を実施。メッシは会見場に姿を見せたものの、悲しみを堪え切れず目に涙を浮かべると、記者席側の最前列に座っていた妻のアントネラさんから白いハンカチを手渡され、涙をぬぐった。
会見開始からひと言も発することなく涙したメッシの姿に、米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」公式インスタグラムが注目。冒頭の動画を添え「アルゼンチンサッカー史上、最も辛い別れの一つ。メッシは声を出すこともできなかった」と、歴史的なワンシーンを報じていた。
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