南米選手権もケガ人続出! レアルCL制覇に貢献のコスタリカGKが初戦欠場か
“パンサー”の異名を持つ守護神ナバスが左足を負傷
レアル・マドリードのコスタリカ代表GKケイラー・ナバスが、コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)の開幕戦出場が厳しくなった模様だ。クラブ公式サイトが、守護神に左足アキレス腱障害が起きていると発表している。
ナバスは昨夏、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア獲得の交換要員という扱いを受けていたが、レアルが移籍手続きを完了できず破談になる失態を犯したことによって、今季も”白い巨人”のゴールマウスを守ることになった。しかし、ナバスはこの状況にも奮起。CLでは738分間連続無失点記録を達成するなど、その反射神経の鋭さから”パンサー”の称号を受けるほどの守護神へと成長した。
しかし1シーズンにわたってゴールを守り続けた肉体には、勤続疲労が出ていた。月曜日に行われた大学病院での診断で、ナバスの左足にアキレス健障害が発覚したとクラブ公式サイトが発信し、「彼の回復は進むと見られる」と記されている。
しかしスペイン紙「マルカ」では、南米選手権に向けたコンディショニングは難しいと指摘している。ナバスの母国コスタリカは、6月4日に初戦のパラグアイ戦を戦う。PK戦までもつれ込んだアトレチコ・マドリードとの死闘から、たった1週間で南米最強国決定戦に臨まなければならない過密日程を踏まえれば、欠場の可能性がある。
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