涙する日本に「心を打たれた」 メキシコの“模範的な行動”を海外称賛「素晴らしい」
泣き崩れる日本の選手たちへ寄り添うメキシコの選手たちに海外注目
東京五輪男子サッカーの3位決定戦で、メキシコが開催国の日本を3-1で下し、銅メダルを獲得した。試合後のピッチでは、メキシコの選手たちが泣き崩れる日本の選手たちに寄り添う姿があり、海外メディアは「素晴らしいジェスチャー」と、敗者へ健闘を称えた振る舞いに熱視線を送っている。
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試合は前半13分、FWセバスティアン・コルドバのPKでメキシコが先制。その後、セットプレーから2点を加えリードを3点に広げたメキシコに対し、日本は後半33分に途中出場のMF三笘薫が1点を返したものの、その後のチャンスを生かせず、メキシコが優勝した2012年ロンドン五輪以来、2大会ぶりにメダルを獲得した。
試合後のピッチでは、敗れた日本の選手たちが泣き崩れ、MF久保建英は人目をはばからず号泣。それを見たメキシコの選手たちやハイメ・ロサーノ監督が、日本の選手たちに寄り添い、健闘を称えるように慰める姿を見せていた。
この光景に、スペイン紙「AS」が注目。「素晴らしいジェスチャー、銅メダルを逃した久保らを慰めるためにメキシコがその場にとどまった」と見出しを打ち、「日本との決戦の最後に、落ち込んでいる選手たちに心を打たれ手を差し伸べて励ました」と、その振る舞いに賛辞を送った。
メキシコは韓国との準々決勝(6-3)後にも、敗れた韓国の選手のもとに歩み寄り、健闘を称える姿を見せた。その行動へ海外メディアが熱視線を送っていたなか、模範となるべき行動がまたも脚光を浴びた。
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