浦和新助っ人DF、Jリーグ初挑戦の理由を告白 「日本に素晴らしい文化と質がある」
デンマーク人DFショルツが新加入会見、本格合流へ決意表明
浦和レッズの新戦力として加入し、入国後のバブルも終了したデンマーク代表招集歴を持つDFアレクサンダー・ショルツが、7日に新加入会見を実施。明日からの本格合流に向けて「ウイニングスピリッツをチームにもたらしたい」と決意を話した。
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浦和は5月31日にショルツ獲得の発表をしていたが、「リリースしてから2カ月以上、様々な事情があり入国から2週間のバブルを経て、明日のトレーニングから合流する」(西野努テクニカル・ダイレクター)と、新型コロナウイルスの影響もありこの時期に合流ということになった。
ショルツはスタンダール・リエージュなどベルギーリーグでのプレーが長く、昨シーズンは母国デンマークのFCミッティランでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも出場。次のプレー先に日本を選んだことについては、チャレンジ精神に加えて、以前に浦和サポーターからの質問に答えた動画でも話していた日本旅行の経験も大きかったようだ。
「ヨーロッパでプレーしている時から、何か新しいチャレンジを心の中で描いていた。母国やベルギーでプレーすることには慣れていたので、人間性のところでチャレンジするためにも浦和と判断した。浦和にはしっかりしたアジアでのインパクトがあり、求められるものも高い。一度日本に来てサッカーを見たが、素晴らしい文化と質があると確認させてもらって、日本でプレーしたいという気持ちがあった。その時には日本でプレーできると想像できなかったが、やっと実現することができた」
その上で、リカルド・ロドリゲス監督が今季から就任した浦和の戦いぶりについて「インターネットの力があり、色々な試合を見ることはできた」と話し、自身のプレーで貢献するアイデアをこう話している。
「自分の特徴として、ゲームの温度を感じ取りながらコントロールすること、チームでボールを保持するタイミングや急ぐところ、あるいはゆったりと流れをつかむタイミングを見せていきたい。メリハリをつけられればと思う。ベルギーやデンマークの経験からも、ウイニングスピリッツをチームにもたらしたい。例えばここでは勝ち点3を取らなければいけないとピッチ内でチームに伝えることなどをしていきたい」