シティ、バルサ退団のメッシ獲得へ動かず 名将ペップが明言、英メディア記者指摘
グアルディオラ監督がメッシの去就報道に言及「グリーリッシュが背番号10をつける」
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、現地時間8日のコミュニティ・シールドを前にしたメディア対応で、去就が注目されるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの獲得に動かないことを明言したと、英公共放送「BBC」のサイモン・ストーン記者がレポートしている。
メッシはスペインの強豪バルセロナと昨季限りで契約満了となり、書類上は7月1日から無所属のフリー選手になっていた。バルセロナとの契約延長へ合意することは既定路線と見られ、むしろ移籍へ向けた報道は一気に減少していた感もあった。しかし5日、バルセロナが発表した内容は、クラブがリーグの定めるサラリーキャップを満たせないために、メッシが退団するというものだった。
これによって、わずか1日でメッシの去就報道は世界的を駆け巡っている。中でも、フランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)と、バルセロナ時代の恩師でもあるグアルディオラ監督が率いるシティは、メッシの移籍先候補として“2トップ”を構成していた。
しかし、ストーン記者はツイッターに「ペップがメッシについて、ジャック・グリーリッシュに費用を使い、レオが(バルセロナに)残留すると想定していたので彼が背番号10をつける。今では、レオは我々の考えの中にない」と、獲得に動く考えがないことを明言したと投稿した。
また、イングランド代表FWハリー・ケインについては、「彼はトッテナムの選手。もしトッテナムが交渉したくないと思うなら、それで終わる話だ。もし交渉したいなら、多くのクラブが契約に興味を示すだろう。私たちも例外ではない。私たちは彼に強い興味がある」と話したことも、同様に投稿した。
シティが撤退の意向を明らかにした以上、メッシの移籍先候補はPSGが“1トップ”に昇格したと言えるのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)