バルサの司令塔がマドリード勢同士の死闘に言及

　バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、珍しくUEFAチャンピオンズリーグ（CL）を制した宿敵レアル・マドリードを“口撃”した。地元ラジオ局「カデナ・セール」の取材に「レアルはCLを制したけど、リーガ優勝を逃したのは心残りのはず」と答えた。

　レアルとアトレチコ・マドリードの間で行われたCL決勝は、2シーズン前の同カード以上の死闘となった。PK戦までもつれ込んだ戦いは、アトレチコ4人目のスペイン代表DFフアンフランがシュートをポストに当て、続くレアル5人目のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがゴール右へと決めて、”白い巨人”が通算11度目の欧州王座に輝いた。

　この激闘を、スペイン代表の合宿地であるオーストリアで見守っていたという世界屈指のプレーメーカーは、「とてもエモーショナルな戦いだったよね。特にPK戦は不公平ではないかもしれないけど、それでチャンピオンズリーグの勝者を決めるのはとても残酷に感じたんだ」としつつ、レアルの優勝にも言及した。