53年ぶりの銅メダルへ…U-24日本代表、“3決”メキシコ戦のスタメン発表 久保・堂安ら先発
グループリーグで戦ったメキシコとの3位決定戦、試合時間が急きょ2時間前倒し
U-24日本代表は6日、東京五輪サッカー男子の3位決定戦でメキシコと埼玉スタジアムで対戦する。勝てば日本にとって1968年メキシコ五輪以来、53年ぶりの銅メダル獲得となる大一番。奇しくも相手は、その時と同じメキシコとなった。前日に試合時間が急きょ2時間前倒しになる異例の展開となった一戦に向けて、両チームのスターティングメンバーが発表された。
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グループAを3戦全勝で勝ち上がった日本は、準々決勝でニュージーランドを0-0で迎えたPK戦の末に破り2大会ぶり3回目のベスト4進出。3日に行われた準決勝では史上初の決勝進出を懸けてスペインと対戦し、粘り強い守備で奮闘したものの、延長後半にFWマルコ・アセンシオにゴールを決められ0-1で敗れた。
目標としていた金メダル獲得を逃したなか、中2日でメキシコとの3位決定戦に臨む。発表されたスターティングメンバーは、準決勝で出場停止だったDF冨安健洋が最終ラインに名を連ねて、DF吉田麻也とセンターバックコンビを組む。
また決勝トーナメントに入って2試合240分間にわたって無得点が続く攻撃陣は、2列目にMF久保建英とMF堂安律、MF相馬勇紀が並んだ。そして1トップにはFW林大地が入った。
メキシコとはグループリーグ第2戦で対戦しており、その時は序盤に攻勢を仕掛けた日本が久保の先制点、堂安のPKによるゴールで2点をリード。後半には相手に退場者が出て数的優位に立つも、終盤に押し込まれて1点を失うという展開だった。
メキシコはその後、グループリーグ最終戦で南アフリカに3-0、準々決勝では攻撃が爆発し韓国に6-3と完勝。準決勝も優勝候補のブラジルを相手に120分を0-0で終えるなど好パフォーマンスを維持している。ハイメ・ロサーノ監督は前回対戦時の修正をしてくると見られるだけに、日本にとっても前半の入り方は重要になりそうだ。
U-24日本代表のスターティングメンバーは以下のとおり。
■先発メンバー
GK
谷 晃生
DF
中山雄太
冨安健洋
吉田麻也
酒井宏樹
MF
遠藤 航
田中 碧
久保建英
堂安 律
相馬勇紀
FW
林 大地
■サブメンバー
GK
大迫敬介
DF
板倉 滉
旗手怜央
MF
三好康児
三笘 薫
FW
前田大然
上田綺世