久保建英、新シーズンのプレー先はマジョルカ優勢か レアルはレンタル料4億円を要求

U-24日本代表の一員として東京五輪を戦っているMF久保建英【写真:Getty Images】
U-24日本代表の一員として東京五輪を戦っているMF久保建英【写真:Getty Images】

ソシエダとマジョルカが有力候補とされるなか、現地紙はマジョルカ行き優勢を指摘

 U-24日本代表の一員として東京五輪を戦っているMF久保建英は、来たる2021-22シーズンのプレー先がまだ決定していない。保有権を持つレアル・マドリードはEU圏外枠が埋まっていることもあり、期限付き移籍が濃厚と見られており、レンタル料は300ユーロ(約3億9000万円)に設定しているという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えた。

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 久保は2019年夏にスペインの名門レアルと契約。その後はマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェと期限付き移籍を繰り返してきた。東京五輪のグループリーグで日本人史上初となる3試合連続ゴールを記録するなど、強烈なアピールに成功したことで、久保の元には多数のチームからオファーが届いているとされる。そのなかで、久保はレアル・ソシエダとマジョルカという選択肢を意識しているようだ。

「ムンド・デポルティーボ」紙は、「クボはラ・レアル(ソシエダ)に興味を惹かれているが、マジョルカに近いところにいる」と見出しを打ってレポートしている。

「タケ・クボはレンタルでのレアル・ソシエダでプレーするオプションが気になっている。レアル・マドリードは火曜日(3日)、オリンピックでスペインと対戦した日本人トップ下選手を改めて他チームに出す決定をした。(ラジオ局)『オンダ・セロ』の報道では、これまでにマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへ期限付き移籍したクボの有力な行き先は(マジョルカの)ソン・モッシュと(レアル・ソシエダの)アノエタだが、バレアレス(マジョルカ)の方へ真っ直ぐ進んでいる。レアル・マドリードはクボのレンタル料として300万ユーロを求めているが、価格とは別にラ・レアル(ソシエダ)は重傷を負っているカルロス・フェルナンデスの替わりとするのか決めかねている。さらにアノエタでは(アドナン・)ヤヌザイの継続を計算しており、退団の場合に限りこれに代わるオペレーションを始動させることになるかもしれない」

 久保のレンタル先決定には様々な要素が絡む形となりそうだが、新シーズンはどこでプレーすることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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