選手村のカフェラウンジで一息 カナダ女子FW、「希望」の文字入り特製扇子で記念撮影
カナダ女子のローレンスとローズが選手村内のラウンジ&カフェを訪問
東京五輪サッカー女子決勝は6日、オリンピックスタジアムで開催される。初の決勝進出を果たしたカナダ、2大会連続で決勝に駒を進めたスウェーデン、どちらが勝っても初の大会優勝となる。大一番を前にカナダのDFアシュリー・ローレンスがインスタグラムで、同僚FWがオリンピック選手村のあるスポットで扇子を持って決めポーズをとる写真を披露している。
日本、英国、チリと同じグループEに入ったカナダは、初戦で開催国・日本と1-1で引き分けると、チリに2-1で勝利、英国に1-1のドローという成績でグループ2位通過。準々決勝で王国ブラジルを延長PK戦の末に破り、ベスト4では宿敵アメリカを1-0で下し、初の五輪決勝行きの切符を勝ち取った。
2016年のリオ五輪銅メダルメンバーで、19年のフランス女子ワールドカップにも出場している、19年のカナダ女子年間最優秀プレーヤーであるローレンスは、今大会ここまで全5試合に先発出場して1アシストを記録中。決勝のスウェーデン戦でも、最終ラインの一角として活躍が期待される。
カナダは準決勝のアメリカ戦が行われた茨城(カシマスタジアム)から、決勝が行われる東京(オリンピックスタジアム)へ移動。6日に決戦を控えるなかで、ローレンスはインスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)に、同僚FWディアン・ローズとの2ショットとチェキ越しに、ローズが「希望」「NTT」などと文字が施された扇子を持って決めポーズをとっている。
ローレンスとローズは、選手村の一角にある交流施設「ビレッジプラザ」内に設置されたインターネットラウンジ&カフェ「docomo 5G Lounge」を訪れたようだ。カナダ女子代表の選手たちは、GKステファニー・ラベ、FWニシェル・プリンスらが選手村や日本の景色などを積極的に発信しており、コロナ禍の中でも特別な時間を楽しんでいるようだ。