アメリカ女子、豪州撃破で意地の銅メダル獲得 ラピノー&ロイドのベテラン勢が活躍
3位決定戦は壮絶な打ち合いの末にアメリカが4-3で勝利
東京五輪女子サッカーは5日に3位決定戦が行われ、アメリカがベテランの活躍でオーストラリアに4-3で勝利。世界ランキング1位の面目躍如となる銅メダル獲得を果たした。
アメリカは準決勝で同じ北米のカナダに敗れて3位決定戦へ。スウェーデンに敗れたオーストラリアは女子ワールドカップも合わせて初のメダル獲得に臨む戦いになった。
その試合は前半8分、アメリカはMFミーガン・ラピノーがコーナーキックを直接蹴り込んで先制。同17分にオーストラリアのエース、FWサマンサ・カーが同点ゴールを奪うも、同21分にはラピノーが豪快な右足ボレーを決めて勝ち越し。さらに、アディショナルタイムにはMFカーリー・ロイドのゴールでアメリカが3-1にリードを広げて前半を終えた。
後半6分にもアメリカはロイドが追加点。オーストラリアは3分後にFWケイトリン・フォードが追撃のゴール、後半アディショナルタイムには浦和レッズレディースでプレー経験のあるFWエミリー・ギルニックが追撃のゴールを奪ったが、4-3でアメリカが勝利した。
金メダル獲得の2012年ロンドン五輪から3大会連続出場の36歳ラピノーと、その4年前の08年北京五輪での金メダル獲得から4大会連続出場の39歳ロイドというベテランの活躍が、アメリカに銅メダルをもたらした。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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